むぎのゆとり思考

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医者の就活(レジナビフェア) 医者の裏事情

 

 

民間医局レジナビフェア、、、

 

 

 

一般的に知られていないお医者さんの裏事情を記事に書き起こすのも面白いかもしれない👨‍⚕️

 

 

てことで今日は「医者の就職」について。

 

 

 

 

お医者さんはどのように就職先を決めるのでしょうか。

ここでしか知り得ないトリビアを紹介します🐥

 

 

 

医学部は基本6年間あります。

(10年越えの名プレイヤーもいます)

 

 

医学生は5年生くらいになると勉強やポリクリをしながら初期研修医の就職先を考えなければなりません。

(これが超めんどくさい)

 

 

一般社会とはかけ離れた世界にいる医学生は世間知らずで就活の知識など全くありません🐥

 

何となく周りの様子を伺いながら何となく就活を始めます。

 

 

まずきっかけとなるのは

「民間医局レジナビフェア」などのイベントです

 

 

関西では真夏にインテックス大阪という広大な施設でフェアが行われます。

 

 

 

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実はこの場所は医学部生の大多数にとってトラウマの地でもあります、、😨

 

 

 

なぜなら

ここはかつて医学部受験生達の戦場だったのであります!

 

 

試験会場として使用されることが多く

この会場、広大すぎて見渡す限り大量の受験生で埋め尽くされました。

 

 

(こ、この中で自分が勝ち残るなんて無理だよ、、、)

と誰もが心を折られ、蜂の巣にされたのです

 

 

そして試験の合間の休憩中

トイレには大行列ができ、間に合わなかったらどうしようという恐怖に何度も晒されました😨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなインテックス大阪では一体何が行われるのでしょうか?

 

 

まず日本中から約500の病院が集まります。

 

大学病院から田舎の市中病院まで様々、、

 

「名門から無名まで」

まるで総合格闘技のよう🤔

 

 

 

とあるブースでは

「採用対策講座」

「マナー・病院見学講座」など

 

常識のない我ら医学生に最低限の社会人としてのマナーを叩き込むレジナビの企画が開催されております。

 

 

しかしこのマナー講座

 

医学部では珍しい「社会的常識を身につけた成績優秀な学生達」の事前予約ですでに満席です。

 

常識皆無の我ら底辺の席は空いておりません。

 

 

 

「なんだよ!空いてねぇじゃん。ちぇっ🐷」

(空いてても行ってなかった)

 

 

 

さて、我ら医学生

夏にスーツを着て会場に辿り着いただけですでに心身ともに瀕死状態

 

(早く帰りたい、、)

 

会場に入り

我らがまず向かう先は、、

 

 

 

「ドリンクコーナー!!」

 

 

うぉー!オアシスみつけたー!!

 

 

(ここに20分くらい居座る)

 

 

 

汗も引いたところでそろそろ病院のブースに話を聞きにいこう

 

 

僕は全部1人でブースを回りましたが

 

割と大多数は友達と一緒に回っていました

1人では怖くて回れない子が多い印象です。

 

 

 

 

まずは大学病院!

 

大学病院は施設が大きく、市中病院と比較して研修医の採用数も多いです。

 

なのでわりと敷居が低いイメージがあります。

 

 

 

ブースで話を聞きます

医学生にはあまり興味がない話ばかり。

 

 

ブースにはその病院の初期研修医も座っています。

確か1日数万円もらって来てるんですよね

 

僕も初期研修医の時頼まれましたが、丁重にお断りいたしました🐥

もはや研修医ルームでジャンケン大会が始まります✌️

 

 

 

たわいもない話をしていると

 

お偉いさん「君は何科になりたいの?どんな研修生活をすごしたいの?」

 

 

🐥「え?、、分かりません。」

 

 

こんな返答を涼しい顔でしてしまうのが我ら医学生なのです。

 

世間では一発アウトですよねー🙈

 

 

 

この時期の医学生

「給料、勤務時間」にしか興味がありません。

 

 

テストをゴリゴリに詰め込み、学生のメンタルを追い込む医学部の教育体制の弊害でもあります。

 

自分の将来について考える気力などありません🐷

 

 

 

 

さてそろそろ市中病院

ちょっと背筋を伸ばして出来る奴感を出しながらブースに座ります。

 

 

お偉いさん「毎年うちは阪大生出身の子がほとんどだからねぇ、、」

 

 

、、即退散!!

 

 

 

いわゆる「系列」というものです

 

 

危ない危ない

「家系ラーメン総本家」に「カップヌードル」が間違って紛れ込んでしまったようなものだ。

 

 

 

 

何の成果も得られず、そろそろ飽きてきた頃

 

食べログで帰りに寄るお店を探し始めます。

 

 

 

すると何やら数人の人に囲まれます。

 

 

そう、彼らははるばる遠くの地方病院からきた先生達であった。

 

1人でも多く研修医を確保するために必死なのです🐥

 

 

とても優しくてお話も楽しかったのだが

流石に縁のない土地に行くことはできない、、

 

 

 

 

そうして僕らの最初の就活は終わります。

 

 

 

 

そこからの就職は

個人で各病院にメールを送って病院見学の日程を調査してもらいます。

 

 

 

病院見学はどんなものなのか??

 

 

病院に行き、案内担当の先生にご挨拶して1日が始まります。

 

外来を見学、内視鏡を見学、施設内を見学、カンファレンスに参加

 

 

(お、おもんねぇ😨!もう帰りたい😨!)

 

 

お昼になると初期研修医の先生達とご飯を食べます。

やっと平安が訪れました。

 

学生にとって上の先生とずっと話すのは辛いものです。

気を遣いますし、言葉も選ばないといけないので、、

 

 

若手の先生には

「お給料、勤務時間、どんな科を回れるか、後期研修医はどうするか」など聞きたいことが聞けますのでこちらが本命。

 

夕方に見学が終了となり満身創痍で帰宅します。

 

 

そう、大して何も得られない!!

 

 

 

そういう見学をいくつかして

結局よく分からなくなり

 

人によっては血迷ってブラック病院へ勤めてしまったりします。

 

 

 

 

最終的な就職先の決定は「マッチング」によって決まります!

 

 

まぁ合コンみたいなものです🤔

 

 

まず医学生が行きたい病院に順位をつけて提出します。

 

病院側は採用したい学生に順位をつけて提出します。

 

 

お互いマッチしたカップルから抜けていく感じです👫

 

 

採用されずアンマッチとなってしまった学生は

就職先が決まっていない状態で卒業試験、国家試験の勉強をしなければならないので地獄です。

 

 

そんな人のために2次募集、3次募集があります。

 

 

アンマッチ浪人て実在するのだろうか🤔??

 

 

 

ちなみにマッチしたのに国家試験に落ちて就職できないパターンも多々あります。笑

 

 

 

僕自身は無難に応募すれば誰でも入れる大学病院への勤務を選択しました。

 

 

 

こんな感じでお医者さんは色んなところに散らばっていくのでした👨‍⚕️

 

 

 

ではではzzz