雑魚医者むぎの人生QOL向上委員会🐥

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子供に留学させるべきか 人生QOL向上委員会

 

 

こんばんはzzz

 

帰国子女むぎです。

 

 

 

 

僕は高校2年の時にアメリカに1年間留学しました。

 

中学生のときに2ヶ月間ホームステイしたこともあります。

 

 

 

 

留学といえば華々しいイメージでしょう。

 

「英語ペラペラじゃん!」

「楽しそう!」

「帰国子女とかイケイケ!」

 

 

しかし!

僕が経験した留学は決して胸を張れるものではありません。

帰国子女なのに全くイケイケじゃないです。

 

留学でも「僕成功しないんで。」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホームステイinロサンゼルス

 

このホームステイは日本人15人くらいの団体でいくものでした。

年齢は中学生〜高校生まで様々。

 

2人の英語ペラペラの大人リーダーがいて、みんなでピクミンする感じです。

 

 

日中は観光したり英語の練習をしたり、

夕方以降は各々のホストファミリー(アメリカ人家族)の家で暮らします。

 

家での会話はもちろん英語です。

 

ユニバ行ったりハリウッドに行ったりと

ほぼ旅行でとても楽しかったのです。

 

 

一緒にいた高校生のお姉さん達がとても綺麗で恋をしてしまいそうでした。

はい、楽しすぎました。

 

 

 

 

 

留学するきっかけ

 

 

留学となると1年間なのでホームステイとは訳が違います。

 

1年間高校を休校するわけですから。

 

 

留学を決めた理由は

「自分の人生から逃げたかった」からです。

 

 

 

うちは医者家系なのですが、医者になるレールを敷かれた人生にうんざりしていたのです。

 

幼い頃からスパルタ塾に放り込まれ何時間も正座させられ何回も頭を棒で殴られました。

 

今では考えられないかもしれませんが、1日100回以上頭殴られてました笑

 

 

 

小学生ながら何の目的もなく勉強する意味が分かりませんでした。

 

周りの子は親の言う通り真面目に勉強し、宿題をやってテストで高得点をとっていました。

 

僕からすれば不気味でした。

この人達は自分の意思がないのかと。

 

 

その価値観のまま高校生になり、受験勉強から逃げるため留学しました。

逃げです。

 

 

 

 

 

立ち塞がる壁

 

ホームステイとは別物です。

 

教室にいきなり1人投入されたのです。

日本人は自分1人。完全なるアウェー。

 

周りはブランドの髪、青い目、ガタイのいい体型。

自分が子供に思えました。

 

 

今でも大人しい性格ですが、その時はコミュ症爆発時代です。

日本でさえ、まともに人と話せませんでした。

 

 

 

さすがアメリカ人

みんなガンガン話しかけてきてくれます。

 

 

しかし学校で友達とするような英会話ができませんでした。

 

聞き取れるけど、返事しかできない、、、

 

 

 

ロッカーをひとつ与えられます。

 

アメリカンハイスクールドラマで出てくるような展開

 

 

ローカーの開け方が分からない!!

ダイヤルを回すのですが、何回やってもあかない、、

 

 

困っていると黒人の女の子が助けてくれました。

ろくに返事もできない僕に笑顔でジェスチャーで伝えてくれて、本当に優しかったです。

 

 

 

 

アメリカの学校生活

 

授業ごとに教室が変わりました。

美術、宗教、数学、体育、筋トレなど

 

 

友達がいないので移動も1人で細々と、、

 

 

向こうは

Freshman、Sophomore、Junior、Senior

と4学年あります。

 

授業は各学年が入り混じります。

 

日本みたいに先輩後輩関係はありません。

みんなタメ口です。

 

 

教室を移動するたびに知らない人だらけになります。

 

 

 

なかなか友達ができるタイミングがありませんでした。

学校に慣れることで精一杯。

 

 

昼ご飯は1人で食べていました。

 

イケイケなら知らない人のテーブルにいって「この席空いてる?」とかできるのでしょうが僕にはできません。

 

 

 

そんな僕にも友達ができるきっかけがあったのですが、身バレになるので内緒です。

 

(友達と昼休憩時間が被らなかったので1年間ほぼ一人で昼飯食べました。)

 

 

 

 

留学で思い知らされたこと

 

・治安

 

アメリカの中でも治安のいい地域でしたが、やられました、、、

 

iPodスマホを盗まれました(泣)

 

体育の時、ロッカーに入れてあったリュックから盗まれたようです。

 

日本かいかに治安がいいか思い知りました。

悔しかった、、、

(医学部でも財布盗むやついるよね。)

 

 

 

陽キャ

 

やっぱり陽キャでないと留学はキツいです。

アメリカ人の輪の中に突っ込んでいく勇気が必要です。

もし英語ペラペラであっても僕はがっつり馴染むことはできなかったと思います。

 

 

 

・英語

 

日本人や韓国人なども数人いましたが、全員英語はペラペラでした。

留学する前にしっかり英会話できる状態にしておいた方がいいっぽいです(当たり前だろ!)

 

僕は英語は諦めて「ええ奴感」を全力で振り撒いてました。

 

 

 

・食べ物

 

ハンバーガー、ホットドッグ、ポテト、マカロニチーズ、フライドチキン、ピザ、サンドイッチ、タコス

 

アメリカにはこの9種ぐらいしか食べ物がありません。

 

家も学校も1週間この献立でまわります。

 

日本から届いた柿の種を食べて泣きました。

 

 

 

・放課後、休日

 

ホームステイ先が学校から車で50分と離れており、放課後や休日に友達と遊ぶことはありませんでした。

 

ずっとパソコンでYouTubeニコニコ動画をみて過ごしていました。(隠キャ)

 

 

 

 

・ホームシック

 

1ヶ月で精神の限界を迎え、日本に帰りたいとコーディネーターに打ち明けました。

(めちゃキレられて跳ね返された)

 

そこから1年間地獄の耐久生活が始まったのです、、

これでかなり忍耐力がついたと思ってます笑

 

 

 

 

留学を終えて思うこと

 

日本に帰ってきてから大きく人生は変わったと思います。

 

英語に関しては残念ながらほぼ進歩しませんでした。

(海外旅行では困りません)

 

 

 

人とまともに会話できるようになり、帰国後に人生で初めて彼女ができました。

 

日本なら言葉が通じるんです!

会話がこんなに簡単だとは!

 

 

「人と話せる、彼女ができる」

これができる人生とできない人生では天と地の差です。

 

 

あと留学する前はイラチで皮肉な性格でしたが、今はとんでもなくおおらかです。

(イメージは赤髪のシャンクス)

 

地獄を1年耐久したことで小さなことが全く気にならなくなりました。

 

 

 

 

でも人間的に最も成長できたのは留学より「恋愛」なのです。

 

自分の経験から恋愛で男は成長すると思っています。

 

 

 

でも留学に行ってなかったら未だに誰とも付き合ったことがない人生だったかもしれません。

とんでもない人生だったかもしれません。

 

僕の人生は留学から始まり、恋愛、浪人を経験する中で大きく変わりました。

 

 

 

留学で得られるものは英語だけではないということですかね。

 

 

 

でも結局はお金を出してくれた親に感謝です。

 

子供が「留学したい!」と言ってて、親にその余裕があるなら是非チャレンジすべきだと思います。

 

「子供が根暗で勉強もろくにせずフラフラしてて不安」っていう家庭も是非チャレンジしてみては?笑

 

 

 

 

 

 

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長くなりましたのでこの辺でやめときます。

ではzzz